No.1 ログハウスが建つまで No.2 台風が来た! No.3 煙突工事 No.4 斜面工事完了 No.5 窓リフォーム
No.1 ログハウスが建つまで
ログハウスが完成するまでには本当にいろいろあった・・・。
思い返してみれば、最初からトラブルが!

待望のログは予定通り横浜港に入港。
基礎完成予定にあわせて、現地近くで、荷下ろしの日程が決まった。
コンテナーの封印を開けると記念になりますよ、との業者さんの言葉に都合をつけて主人と二人、現場に・・・。
待っても、待っても、コンテナーは来ない。
なんと、運送屋の手違いでこの日、結局ログはやってこなかった。
結局、荷下ろしは10日ほどあとになった。

基礎工事・・・。
とりかかりもちょっと遅いんじゃないかな〜?と思っていたのだが、それ以上に会社でいうところのペルサッサ!(<死語か!?)
こりゃぁ、なかなかできあがらなくてもあたりまえ。
案の定、基礎工事は大幅に遅れたのだった。

荷下ろしが遅くなったのはかえってよかった。
コンテナーの中の方が、ログが雨に濡れたりしなくてすむので・・・。

基礎は遅れたものの、腕は確かな人だったらしく、ピッカピカの基礎は良い仕上がりに見えた。

いよいよ、ログの組み上げ。
遅れることなく、無事に完成してくれよぉ〜。(心の叫び・・・)
組み上げからいわゆる棟上げまではおよそ1週間ほどで終わる。
天候に恵まれ、どんどん組み上がっていった。
ログの部品が足りなかったりしたが、これはそういうこともあるということで余分があらかじめ入っている。
しかし、それは2つだけ。
な、なんと、2つとも使ってしまった・・・。
もしもう1つ足りなかったら・・・、ほかの現場がたくさんあるから大丈夫〜、だって。

組み上げではダボ打ちを体験させてもらい良い思い出に・・・。
ハンマーはなかなか重く、思ったところに振り下ろすのは至難の業だった。
棟上げにあたる日にみんなでバーベキュー。
ひとまず、お疲れさまでした・・・。

さて、ここからは大工さんのお仕事。
ロフト部やログ部の部屋の仕切、床などは大工さんが請け負う。
これまた、腕の良い(と思う)大工さんにあたり、ラッキー。
この大工さんは遅くまで一生懸命働いてくれた。

寝室には思い切って大きなドーマーをつけてもらった。
その部分の構造体をそのまま見せる感じにしたらどうかという社長の提案にそれはいい!とそのようにお願いした。
現場担当者にも構造体を見せる感じで、ど〜んとお願いしますと伝えた。
しかし、、、勝手に、構造体は隠してしまう天井に変更されていた。
圧迫感があるからこのほうがいいと思ったということだった・・・。
勝手に決めるな!!(泣)
これだけは、もう直しようがなく、かなりショックだった。

あと、と〜っても不思議だったのが、窓。
窓の大きさ(高さ方向)はすべて同じ大きさでお願いしたはずなのに、1つだけなぜか小さくなっていた。
それも南方面の窓。
図面をみたら、1月末の図面ではちゃんと大きな窓サイズなのに、2月末の図面では小さいサイズになっていた。
う〜ん、、、どうしてだ???
どうしてだか、どうしても、わからないのだった・・・。

さて建具にもおかしなところがポチポチと・・・。
基礎部の外部から入るドアーにはポスト付きをお願いしたが、ふつ〜のドアーが付いていた。
交換してもらった。
基礎部の他のドアーの鍵の向きが指定した方向と違っていた。
ちゃんと図面に記述して渡したのに、ドアーの業者の完全ミス。
直してもらったが、未だなんか変なところがあるのよねぇ。
浴室部分の窓は眺め重視のため、透明ガラスでお願いしたのに、曇りガラスになっていた。
これも同じ業者のミス。なんでやねん!
しかも当初の打ち合わせの窓が実は仕様になかった。ハハハ、(笑うしかない)

さて、照明を決めるのも実に大変だった。(これはトラブルじゃなけど)
基本的なプランは作ってもらったものの、やはりひとそれぞれ好みというものがあって、どうもうちの好みとはちょっと違っていた。
カタログとにらめっこして、自分たちで照明を選んだ。
照明に問題はなかったが、照明のスイッチってこれがまた結構たくさんある。
見積もりで、すべて蛍スイッチになっていたので、こらは全部普通のスイッチでお願いしますと変更依頼。
・・・が、やっぱり蛍スイッチがついていた。
全部交換してもらった。
さて、交換してもらったのはよかったが・・・。
調光スイッチでという話だったところも普通のスイッチがついていた。
図面にちゃんと描かれているはずなんだけどなぁ。
それも交換してもらった。
1カ所、スイッチがなかったところも・・・。
追加してもらった。

キッチンや洗面台、トイレなどが入った。
あれ、あれ、あれ〜????
洗面台の色がなんか変!
打ち合わせしたものと色が違うのだ。
これまた、洗面台の業者のミス。
というか、打ち合わせの時にいい加減に答えたお姉さんのせいだった。
結局、打ち合わせのものとはちょっと違うけど、それでも、最初に入っていた(私にとっては)妙な色のものから、しっくりくる色のものに交換された。
キッチンも、スポンジ・洗剤置きが打ち合わせの時に頼んだものと違っていた。
交換してもらった。

さて、ログハウスと言えば、薪ストーブ!?
我が家にも薪ストーブを入れることに。
いよいよ、薪ストーブに火を入れる日・・・。
薪ストーブ屋さんに試し炊きと説明を受けることに。
薪ストーブ屋さんの説明を聞いていると、、、
「このXXXストーブは、、、」という説明がはいり、「え!?うちが頼んだのはヨツールF500ですよ!」ということに・・・。
違うメーカーの薪ストーブが入っていたのだ。
気づかなかった私たちもかなりアホだが。(恥)

ログ業者さんからは間違いなくうちが頼んだ薪ストーブが発注されていた。
薪ストーブ屋のどういうわけか間違い。
もう、年末になっていたため、とりあえずそのまま間違った薪ストーブを使うことになった。
年が明けてから薪ストーブを交換するということに・・・。
年末年始はそのストーブで暖かく過ごすことができた。
さて、その薪ストーブ、設置場所は左と後ろが壁という位置に設置されていた。
その薪ストーブは横扉が右についていた。
ヨツールF500に交換されると、、、
大変! 横扉が左についているのだ。
横扉は少しは開くものの、薪を入れることはできない。
このストーブ屋、なにを考えているのか・・・。
売れればそれでいい!?
設置場所がわかっているのだから、横扉が開くように設置してくれるとか、このストーブは横扉が左にあるから別の物を選んだ方がいいとアドバイスしてくれるとか、普通、このくらいのことは客のことを考えてやってくれないかなぁ・・・。
100kg以上もあるストーブをポンッと設置していくだけなんて・・・。
結局、ストーブ下の煉瓦を追加してもらって、ストーブを斜めに設置し直してもらって、左横扉が開くようにしてもらった。
ストーブ屋はこれで、3度手間。

この冬は本当に異常に寒さがきびしかった。
別棟になっている風呂場はすぐに凍結してしまう。
この風呂場・・・。
風呂の排水が指定通りになっていなかった。
風呂場でシャワーをつかうと脱衣所がビショビショに。
風呂場の傾斜が少なく、脱衣所が低いためにおきたよう・・・。
仕切をつけてくれたが、それ以外に脱衣所が寒いため、ドアーが結露して水がたまるという状況もあるようだ。
風呂場の排水溝が凍り付いて、排水されなくて大変!なんていうことも。
しばらく家をあけるときは、排水溝にも不凍液を入れるようにした。
凍結でシャワーが正月に壊れた。
1日くらい大丈夫という設備屋さんの言葉を信じていたのだが・・・。
(これも今年の異常な寒さのせいだ!)
凍結して風呂に湯がはれない、、、なんていうことも・・・。
年末だというのに設備屋さんが夜遅くまでかかって出るようにしてくれた。
風呂場が別棟になっているため、この部分は従来工法。
とにかく思ったよりうちのところが寒くてどうしても凍結してしまうようだ。

滞在中は夜、風呂に湯をいれたらそのままにしている。
これで、ある程度浴室が暖かいままなので。
でも、浴槽には非常によくない。(泣)
せっかくの檜風呂が〜!
ログハウスをあとにするときは、きれいに水抜き。
この水抜きも最初に設置されていたものだとどこか途中が凍結してしまったりして、結局、何カ所も水抜きの栓を追加してくれた。

最大の問題。
新しくなった薪ストーブを焚いていると・・・。
天井と壁から水が!!
なんと雪解け水が進入してきたのだ。
壁のほうは、かなりの勢いで流れてきた。
夜中でどうしたものかと悩んだが、業者に電話。
すぐに屋根の雪下ろしにかけつけてくれた。
煙突に頑丈な!?氷の固まりができていて、それがストーブで暖まって、家の中に進入してきたらしい。
結局、屋根の雪が解けたところをみはからって、板金のやりなおし。
今年の雪の量と寒さが異常とはいえ・・・。
業者も「これはあってはならないことです。すぐになんとかします。」と・・・。
主人はぼそりと、「やっぱり10年保証の保険に入っておくべきだったか・・・。」
春になったら天井部分をはがして、断熱材などを点検しなおしてもらうことに。

いやぁ、本当にいろいろあった。
なんだかんだ、あったのだがログハウスは一度暖まると家全体がほんわりとてもよい感じに暖かく実に快適なのだ。
どこを見ても木というのもなんだか殺風景のようにも思われるがとても落ち着く。
まもなく、1回目の定期点検。
現在の問題は、、、
サウナのドアーが閉まらないのよねん。
あとはとりあえず大きな問題はなくなった。

いやぁ、めでたし、めでたし。。。
                          2003年03月25日 記

No.2 台風が来た!
景色の良い山に囲まれた立地・・・。
静かな山間のログハウス・・・。
しかし!!!
今年はやたらと台風が多い!
どんどん、どんどん、台風がやってくる。
そしてついに・・・。
今年最大の台風は、ログハウス付近を直撃!!
今までじっと耐えていた山が我慢できずにど〜っと崩れてきた。
山にたまった水が、ど〜っとあふれてきた。
それでもログハウスはじっと耐えた。
ふんばって、土砂達を見送った。
台風がさった・・・。
ログハウスは足下を土砂達に埋められたが、負けずにがんばった。
この土砂と対決するのは人間だ。(涙)
<2004.10.20 台風23号(トカゲ)直撃>
                          2004年11月01日 記

No.3 煙突工事
長い間の懸案であった煙突からの雪解け水浸入問題。
板金の見直しと煙突の高さを高くすることになった。
もともとの煙突に継ぎ足すことに。
これで、かなりの量の雪でも浸入する心配はなくなるだろう。
ところが煙突工事完了後、今まで一度もなかった雨漏りが!
ストーブの上や中にも水が入り、ストーブ表面がすっかり錆びてしまった。
原因は追加した煙突部分のレンガの割れだった。
結局、煙突全体を作り直すことに。
これで、煙突の途中から微妙に色がかわっていたのも全体が同一色になった。
ストーブも新しいものと交換。
ストーブはなんとこれで3台目!
板金屋や煙突屋のせいとはいえ、ディーラーさんが都度丁寧に対応してくれてやっと安心して薪ストーブを楽しめるようになった。
煙突が長くなってちょっと見栄えもよくなったような!?
ちょっと、うれしい♪
                          2006年02月08日 記

No.4 斜面工事完了
2004年に引き続き、2006年7月に再び、斜面崩壊!
今度こそきっちりかっちり、何とかしてくれ!
しかし、国というやつは、人が死ぬとか家が壊れるとかしないかぎり動いてはくれないらしい。
現地視察とか測量とかには来たが、それっきり・・・。
秋に管理会社がとりあえずの工事をしてくださった。
・・・が、どうにもこうにも使い物にならない庭。
やっぱり、きっちりと何とかしてくれと訴えたところ、国はやっぱり動いてはくれないということで、管理会社の親玉さんが丁寧に対応してくれた。
2007年7月、丸太を使って、斜面を修復。
やっとなんとか見られるような景色になった。
その後、芝を植えたり、ミントを植えたり・・・、だんだん緑になるかな。
                          2008年05月28日 記 (遅!)

No.5 窓リフォーム
ログハウスの図面は、完成するまでにあちこち歩き回る!?らしい。
その歩き回ってる間に、1つの窓のサイズが変わってしまった。(No.1にて記載)
しかし小さくなってしまった窓は、ほぼ南側という重要な位置。
ずっと、ずっと、ず〜っと、大きな窓にしたかった。
今年はログハウスを建ててからすでに5年半。
そろそろ外壁塗装もやり直さなければ!ということで、ディーラーさんのところにご相談。
そのときに、窓も大きくしましょうということに・・・。
やった!
我が家と同じ窓はもう作られていない。
窓もどんどん進化しているのだ。
そこのところは仕方がない。
当初の予定では、現在の窓の縦方向約3倍の窓が付くはずだった。
そこで、その大きさの窓をつけていただくことになったが、現在ついている窓もできれば利用してしまいたい。
そこで、今の窓を下に持っていき、新しい窓を上につけていただき、ちっさかった窓が壁ほぼ全面窓というとてもすてきなものになった♪

2008年7月11日 完成


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